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トロヤ群

トロヤ群(トロヤぐん、Trojan asteroid)とは、木星の公転軌道上の、太陽から見て木星に対して60度前方あるいは60度後方、すなわちラグランジュ点付近を運動する一群の小惑星のこと。

トロヤ群に属する小惑星は2007年8月現在、2124個(L4のもの1079個(そのうち小惑星番号のあるものは640個)、L5のもの1045個(そのうち小惑星番号のあるものは536個))が確認されている。

火星や海王星の軌道上にも同様の小惑星が発見されている。なお、海王星のトロヤ群はエッジワース・カイパーベルト天体が海王星の重力に捕らえられたために現在の軌道になったと考えられている。地球においては現時点では発見されていない。なお、アテン群である (3753) クルースンは軌道が地球のL4とL5と重なり、地球と1対1の共鳴軌道であることがわかっている。これは特殊なタイプのトロヤ群であるとも言える。

なお、土星の衛星の間にも同様の関係を持つもの(テティスに従うテレストとカリプソ、ディオネに従うヘレネ、ポリデウケス)が発見されており、トロヤ衛星 (Trojan moons) と呼ばれている。

名前の由来 [編集]
トロヤ群の名前は、この群に属する小惑星で最初に発見(1906年)されたものがアキレスでありギリシア神話のトロイア戦争の勇士であるアキレウスの名前が付けられていることに由来し、以後この群に属する小惑星にはトロイア戦争に登場する兵士の名前が付けられている。

また、木星に先行する前方ラグランジュ点 (L4) に位置する小惑星を「ギリシア群」、木星に追随する後方ラグランジュ点 (L5) に位置する小惑星を「トロヤ群」と呼んで区別することがある。実際、「ギリシア群」にはギリシア軍の兵士、そして「トロヤ群」にはトロイア軍の兵士の名が付けられている。

ただし、ヘクトルはこれらの区別が行われる前に命名されたので、由来となったヘクトルがトロヤ側にもかかわらず「ギリシア群」に位置する。同様にパトロクロスは由来となったパトロクロスがギリシア側にもかかわらず「トロヤ群」に位置する。

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2009年04月11日 17:55に投稿されたエントリーのページです。

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