化学などでゼリーという場合、ゲル(液体を媒体とするコロイドが固化したもの)のうち水分を豊富に含んだゼリー状の物質である。食品のゼリーもこれに当てはまるが、それ以外には以下のものがある。
接着剤
粘着性を発揮しやすくする為に物体間の隙間に入り込めるゼリーの特質を生かしている。
医薬品
粘膜への刺激を抑える、水分の蒸発を抑える、容易に広げられる利点を生かしたゼリー状の製品が塗り薬を中心に多く見られる。
発火剤
ガソリンやアルコールのようにこぼれる、揮発するという危険性を排除しつつ形に納められるという利点を持つ半固体という特徴を生かしたもの。
ゲル (ドイツ語 Gel) またはジェル (英語 gel) は、分散系の一種で、ゾルのような液体分散媒のコロイドだが、分散質のネットワークにより高い粘性を持ち流動性を失い、系全体としては固体状になったもの。
広義には固体分散媒のコロイドであるソリッドゾルを含むが、ここでは狭義のゲルを扱う。
ゾルがゲルになるときに、分散質が繋がってネットワークを作る現象を架橋と言う。ゲルは架橋の方法により、
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化学ゲル - 共有結合。
物理ゲル - それ以外。分子間力など。
に分かれる。物理ゲルの結合は弱く可逆的で、温度変化や応力などでゾルに戻る。化学ゲルの共有結合は安定している。
分散質が高分子で、架橋により網目構造となったゲルを高分子ゲルという。
分散媒が水のゲルをヒドロゲル (hydrogel)、分散媒が有機溶媒のゲルをオルガノゲル (organogel) という。
ヒドロゲルのうち、水を大量に含み、一様な構造をとるものをジェリー (jelly)、水分をほとんど失い、空隙を持つ網目構造となったものをキセロゲル (xerogel) という。キセロゲルの代表はシリカゲルで、高い吸湿性を持つ。